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日銀は円安トレンドを作る気はない?

from 松下誠 セーフリッチ

 
米国がデフォルトしない、という事が分かって、
翌日には素早い対応で単独為替介入 
& 10兆円の量的緩和の追加、という事で
素早い対応を示した日銀ですが、現在は、、と言うと、
介入するよ? 明日するかもよ?

というカードを見せるだけで、音沙汰なし、
という状況です。

  

4兆円とも5兆円とも言える資金介入によって
棒上げしたドル/円はわずか1週間程度で、
元の水準に戻ってきてしまい、介入の気配がないな、、

という事から今回も介入には失敗したな~、
というように思っていましたが、どうやら日銀の狙いは
今の為替相場の状態なのかもしれません。

 
上がらないけど、下がらない、、という横ばいの展開です。

 
日銀はこれ以上、円高が続くのが悪い状態であって、
円安まで持って行く必要はない(持って行く事は出来ない)
というように思っているのかもしれません。

 
実際、震災後の協調介入ですら、円安トレンドを
継続させて行く事が出来ませんでしたので、
日銀の単独介入で円安トレンドを形成して行く事は
確かに難しいです。

  

  “これを受けて今後の方向性、重要なポイントは?”

 
このまま、日銀の介入警戒で横ばいの展開がずーっと続くのか?
と言うと、残念ながらそうはなりません。

相場の原理、原則から言って、
横ばいという状況はずーっと続く事はないんです。

 
必ず上か、下かのどちらかには流れて行くモノです。

 
今は、日銀警戒から円高が進まないという状況になっている
かもしれませんが、相場がいつまでも上に向かっていかないとなれば、
方向としては下しかない、、という事になります。

 
つまり、日銀への警戒感が続いている間に、
為替相場全体のトレンドが変わるかどうか?

 
に掛かっています。

 
あるいは下落してから、トレンドが転換して上昇していくか?
というのが注目のポイントです。

 
結局のところは相場をしっかりとチェックして、
方向感を見定めて行く事、そして自分の想定する
シナリオにむかった時、売買ルールによるサインが
出て来たとき、行動して行くだけです。

 
ニュースをくまなくチェックする必要もありません。
日銀が介入すれば相場に表れるので見なくたって分かるからです。

 
余計な事にエネルギーと集中力を分散しないで、
相場の動きの変化だけに集中した方がいいです。

 
横ばいの展開が続けば続くほど、いざ、均衡が崩れて
トレンドが出る時は、大きく動く可能性が高くなります。

 
相場の原理原則を忘れないで、今が円高だから、
今、為替介入で相場が張り付いているから大丈夫、

と言って、安易に思わずに、相場が動く時には
しっかりと対応して行ける状態は維持しておきましょう。

  

松下誠


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