[重要]リスク行動とリスク回避行動
欧州首脳会議の合意内容を受けて、市場は今、
リスクムードから安定市場に向かいつつあります。
その中でどういうトレードを組み立てていけばいいか?
from 松下誠 セーフリッチ
今週の相場も終了しましたね。
後に取り上げていますが、欧州の首脳会談が上手く行った事、
米国のガイトナーの共和党と合意が取れている発言等、
今後のトレンドを左右する大きな出来事が(米国ガイトナー
の発言はまだ確定事項ではありませんが)あった1週間でした。
こういった報道に対して、
FX投資をしていても、株投資をしていても、
“トレンドの認識”をして行く上で理解しておかなければ
いけない概念があります。
それが、リスク行動とリスク回避行動という概念です。
この概念を持って相場を見て行く事で、
トレンドの発生であったり、投資家の行動の傾向を
理解する事が出来ます。
この動きは世界の主要通貨のチャートをバランスよく
確認して行く事で、ある程度、判断して行く事が可能です。
まず、リスク行動とリスク回避行動の変化が起きて
くるきっかけになりそうな、世界の動きについての
報道をご紹介します。
==========================================
“欧州首脳会議:1590億ユーロ規模の新たなギリシャ支援で合意”
7月21日(ブルームバーグ):1年9カ月に及ぶ債務危機
の収束を目指しブリュッセルで21日開かれたユーロ圏首脳会議
(サミット)は、1590億ユーロ(約18兆円)規模の新たな
ギリシャ支援を公約するとともに、既存の融資の条件を緩和した。
首脳らはまた、ギリシャ国債保有者を支援に参加させることに
成功した。公的支援は1090億ユーロとした。
ユーロ圏首脳は債務危機の終結とスペインやイタリアへの
危機波及阻止に努めたが、ギリシャの債務負担軽減のために
同国が一時的なデフォルト(債務不履行)に陥る危険を冒す
ことになった。
先週の債券相場の大幅下落を受けて、各国首脳は8時間に
わたる協議の末、4400億ユーロ規模の欧州金融安定ファシリティー
(EFSF)に対し、財政難に陥ったユーロ圏諸国の国債を
購入する権限を付与した。EFSFは資金難の銀行への支援や、
投機家を撃退することを目的とした信用供与も認められる。
欧州首脳がギリシャ支援と危機拡大阻止の2本立ての
戦略でドイツと欧州中央銀行(ECB)、投資家からの
譲歩を引き出したことを受け、ユーロは上昇。サミットを
控えて今週、オバマ米大統領と国際通貨基金(IMF)は
危機の収束と封じ込めでより強力な措置を講じるよう求めていた。
========================================
この報道を受けて、世界の株価は急上昇しました。
ユーロ自体にも、安心感が広がり主要通貨に
対して上昇する動きが起きました。
実は欧州が今回の合意内容で大きくリスク回避した
事によって、ユーロ、ポンドの上昇だけじゃなく、
同時に、豪ドルやニュージーランドドル等の
オセアニア通貨の上昇、そして、円安の動きも
起きています。(まだまだ弱いですが)
これをチャート上から確認して行く事が大事なんです。
なぜなら、市場にリスク感が走っているときは、
豪ドル、ニュージーランドドル、ユーロ、
ポンド等のリスク通貨は下落して行きます。
それに対して、フラン、円等の通貨が
買われる傾向があります。
なので、ユーロやポンドが買われ、その動きが豪ドル、
ニュージーランドドルにも流れ、オセアニア通貨も上昇し、
円安(円が売られる)という事は、市場が安定して来ている、
というように市場関係者(投資家)が捉えている事を意味します。
今回の欧州首脳会議の合意内容によって市場から
大きなリスクが消えて行けば、昨日、おとついの
価格の動きが続いて行く事になります。
事実、世界の株価は大きく上昇に向かっていますし、
リスクが高まった時に買われる債券の価格が急落し
始めています。
来週以降の相場の値動きが、リスク回避ムードから
リスク通貨(豪ドル等)に流れていき、トレンド形成
となるか?
しっかりと注目して行きましょう。
松下誠
Posted: 7月 23rd, 2011 under FXノウハウ.
Comments: none
| « ドル/円、79円を切ったのがそんなに不思議? | HOME | リスク回避ムードが高まる⇒チャンス到来? » |
Facebookユーザーの方はコチラからコメントをお書き下さい。
※頂いたコメントは弊社のプロモーションで使わせていただくことがあります。
以下の内容に同意の上お申し込みください









Facebookユーザーで無い方はコチラからコメントをお書き下さい
※頂いたコメントは弊社のプロモーションで使わせていただくことがあります。