1999年以来の為替ドル安の意味
一言相場解説
先週は円高方向へ動いたところから、若干戻す展開でした。今のところ上値が重そうな円相場ですが、どう展開していくかは、今日、明日の相場で確認していきたいところです。
from 松下誠 セーフリッチ
今日からまた相場が動き始めています。下落にまた動いていくのか、それとも円安方向へ動いていくのかは、慎重に見ていきたいと思います。
今日は、先日、映画「六ヶ所村ラプソディー」を見に行ったので、その話をしようと思うのですが、その前にドルの動向について、興味深い記事があったので、紹介します。
昨日の日経ドットネットの記事です。
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タイトル
今週の見通し・為替 円相場、100円試す展開も
本文
今週の円相場は円高・ドル安が進行するとの見方が多い。前週末発表の2月の米雇用統計は大幅に悪化。海外市場でドル売りが加速し、一時約8年2カ月ぶりの円高・ドル安水準となる1ドル= 101円台に上昇した。米国では景気悪化に加え、金融機関の破綻懸念が出るなど信用不安もくすぶっている。市場参加者の予想は1ドル=100―104円台に集まっている。
日経ネット3月9日
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記事の内容によると、今週中にも1ドル100円台を切っていくかどうか?
という事でした。
1ドルが100円切りそうな展開をしていますが、過去1ドル100円を切ったのは、1999年12月以来です。(月足チャートを見て確認しましょう。)
8年ぶりの安値に届こうかどうかとしている値段のためとても重要な点に来ていることは間違いありません。
そんな時に、こういう記事を見たときに、円を売ってドルを買ってしまっている人には、絶望の内容に思えます。
いよいよ損切りしていかないといけないのか?そういう事で頭がいっぱいの人が日本中にはたくさんいます。
それと逆にドルを売って、円を買っている人からしたら、楽しみな記事だと思います。
でもこのニュース記事を見て、一喜一憂しても仕方はありません。
こういったニュースを参考にしていけないというわけではないんですが、喜んだり、怖くなったりしていると、そこに“ひずみ”のようなモノが出来てしまう事があるので、気をつけないといけないのです。
どういう事かというと、自分のシナリオ、予想、見通しでドルは100円を切って下落していくと思っている時に、自分の考えを肯定してくれる記事を見ると、いつの間にか間違いないと決め付けてしまう事があるという事です。
決め付けてしまうと、もし反対に円安方向へ上昇し始めても少し待てば、間違いなく下がると思って損きりをしなくなる事もあるんです。
人は決め付けてしまうと、ポジションを大きく持つ傾向があります。
つまり逆の動きをした時には、損失も大きくなってしまうという事です。
投資をしていて、間違いなく下落するとか、間違いなく上昇するなんて事はありません。
ドルがやばいという記事がたくさん流れていても、相場の参加者がやばいと思わなければ下落しません。
逆に些細な要因でも、急落する事もあります。
相場では“間違いない”という考えそのものがとても危険だという事を認識しておいて下さい。
間違いないという考え方を持ってしまうと、昨日のメルマガで話したようなデータが出来てしまい、売り相場で買いポジションを持つ人が続出してしまいます。
経済ニュースをチェックするのはOKです。でも決して“間違いなく下落する”なんて決め付けはしないで下さい。
下落するようなら売ればいいんです。
サインを見てから行動すればいいんです。
優位性を確認してから行動すればいいんです。
決め付け、予想、相場観、第6感、サイコロ・・・
そんな事で、行動はしないで下さい。
相場の動きは集団心理が現われたものです。集団心理による行動の特徴を押さえて、相場の周期を知って利益を上げ続けていきます。
今週も利益を上げていきましょう。
松下誠
PS
先日見に行った「六ヶ所村ラブソディー」の話をしようと思っていたのですが、長々と書いてしまったので、できませんでした。明日のメルマガでお話していきます。
Posted: 3月 10th, 2008 under FX投資レポート, メンタルアップ, 損切り.
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